脱毛を初めてやってみようというときには、事前に何をすればいいのか迷いますよね?このページでは、そんな方のために脱毛サロン・クリニックに行く際や自分で処理する際の事前準備方法についてまとめていきます。
以下について解説しています。
- 脱毛しようと決めたら絶対に注意すべきこと
- 脱毛のリスクを事前に知っておこう
- 無料カウンセリングで脱毛サロンに行く場合の事前準備
- 脱毛サロンやクリニックで脱毛施術する日までの事前準備
脱毛しようと決めたら絶対に注意すべきこと
①日々のムダ毛処理に毛抜きは絶対に使わない
普段から毛の処理をしている方の中には毛抜きで処理をしているという方もいるかもしれません。実は毛抜きで毛を抜いてしまうと、肝心の脱毛効果が全く得られなくなります。
というのも、脱毛の際には毛根の黒い部分に刺激を与えて効果を出していく脱毛機器が多いため、毛抜きで毛根からごっそり抜いてしまうと全く効果を得られない状態になります。
ですから、脱毛しようと決めたら絶対に毛抜きでの処理はやめるようにしてください。
②日焼けをしないよういつも以上に対策を!
脱毛しようと決めたらなるべく日焼けをしないようにいつも以上に対策をしっかりと取りましょう。
多くの脱毛機器は毛の黒さに反応をして、刺激を与えます。もし、皮膚が日焼けで黒くなってしまっていたら、皮膚にも熱刺激が加わってしまい、火傷などのトラブルを引き起こすことになります。
脱毛のリスクを事前に知っておこう
不安を煽るようなことになってしまいますが、脱毛施術にはリスクが付きものです。全くリスクがないわけではありません。
そのため、これまで脱毛を受けた方の中には少なからず肌トラブルが起こってしまった…というような人たちがいるわけなんですね。
まずはこちらをご覧下さい。
エステで受けた施術による主な危害事例
脱毛エステの施術後に発疹ができたため皮膚科を受診。毛のう炎と診断された。すべての範囲が脱毛できるというインターネット広告を見て店舗に出向き、以前利用した美容クリニックより安いと思って契約した。施術前には書面に書かれた注意点を読まれたが、詳しい説明はなかった。
初回施術後、背中や胸、腕、わきなどに広範囲に発疹ができたためサロンに電話すると、毛のう炎ではないかと言われた。すぐに皮膚科を受診したところ、毛のう炎と診断され塗り薬をもらった。その後5カ月ほど、発疹が良くなりかけてはぶり返すことが続き、わきには黒ずみもできてしまった。これ以上施術を受けたくない。
引用元: 国民生活センターなくならない脱毛施術による危害
上記は脱毛エステサロンで施術を受けた方が国民生活センターに相談した内容になります。
「なんだ脱毛サロンでしょ?」と思ったかも知れませんが、このような相談は、医療脱毛を行っているクリニックで施術を受けた場合にも寄せられているんですね。
医療機関で受けた施術による主な危害事例
美容外科でひざ下のレーザー脱毛を受けたらやけどのように腫れ、色素沈着が残った。ネットで見つけた美容外科クリニックでひざ下のレーザー脱毛を契約。皮膚科と書かれていたため、エステサロンより信用できると思った。
4回受けたが脱毛の効果がほとんど感じられなかったため、最後の施術の時に効果がないと伝えたところ、レーザー機器の出力を上げたようで、帰宅後から肌がひりひりし、2、3日したらやけどのように腫れた。クリニックに連絡したところ、しばらく様子を見るようにとの事だったが、色素沈着が残ってしまった。
引用元: 国民生活センターなくならない脱毛施術による危害
このように、医療脱毛においても肌トラブルが起きてしまう可能性は0ではありません。少なからず医療脱毛においてもリスクはあるわけです。
ですが、以下のようなデータも出ています。
2012年度以降の約5年間に、脱毛施術により危害を受けたという相談が964件寄せられています。
危害事例の内訳をみると、エステティックサロンで受けた脱毛によるものが680件、医療機関で受けた脱毛によるものが284件でした。
引用元: 国民生活センターなくならない脱毛施術による危害
このように、相談件数は医療脱毛の方が少なくなっています。もちろん、相談された件数だけになりますので、もしかしたら実際に肌トラブルなどが起こってしまっている人たちはもっといるかもしれません。
このように、医療脱毛であれ、脱毛サロンの脱毛であれ、脱毛施術にはリスクがないわけではありません。
ですが、上記のデータからもわかるように医師が診察を行い、医師または看護師が施術を行っている医療脱毛の方が圧倒的に相談件数が少ないことがわかりますよね。そう考えると、リスク…という観点からすれば医療脱毛の方が、リスクを抑えることができるのではないでしょうか。
もちろん、脱毛料金がサロンとクリニックでは異なるなど金銭的な問題などもあるかもしれません。このあたりは一人ひとり考え方が違うと思いますので、強要はできませんが、なるべくリスクを抑えたいのなら医療脱毛を検討するというのも悪くないと思います。
これから脱毛を考えているあなたにとって、ちょっと不安にさせてしまったかもしれませんが、このようなリスクがあるということはしっかりと知っておいてほしいと思います。
無料カウンセリングに行く場合の事前準備
持ち物
- 現住所のわかる身分証明書
- 契約する際には身分証明書が必要になります。「私は絶対に契約しない!」というのであれば不要ですが、持っていくことをおすすめします。
- 身分証明書としては、健康保険証、学生証などがあります。
- 未成年なら親権者(法定代理人)同意書
- 各脱毛サロンやクリニックで未成年が脱毛をする場合、親権者の同意書が必要になります。ダウンロードは各脱毛サロンやクリニックの公式ページからできるようになっているので、そちらをダウンロードし、親に記入してもらって持っていきましょう。
- 通院して薬を服用している場合、お薬手帳など
- 脱毛施術は基本的に「処方薬を施術の1週間前後(市販薬は3日間前後)に服用された、またはされる予定のある方はお断り」となっています。ただし、通院先の医師の同意書がある場合は別です。
▲参考 脱毛サロンの体験時もムダ毛処理は必須?カウンセリング当日体験ならココ
予約から無料カウンセリングまでの流れ
店舗によって詳細は異なりますが、基本的には以下の流れになります。
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予約をする
インターネット経由で通いたい脱毛サロン・クリニックに予約をします。電話でも可能ですが、特典などが付くのはインターネット経由のお申込みなのでご注意ください。
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カウンセリングへ
上で紹介した持ち物を持って、脱毛サロンもしくはクリニックへ向かいます。
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カウンセリング:カルテの作成
カウンセリングでは、まず最初に個人個人のカルテを作成します。ムダ毛の悩みや肌や毛の状態、自己処理方法や普段服用している薬などに関して聞かれます。それに従って、あなたに最適なプランを提案するための準備段階です。
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カウンセリング:脱毛内容の説明
続いてはその店舗ではどういった脱毛をするのか?どういったコースがあるのか?を丁寧に説明してくれます。
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カウンセリング:おすすめプランの提案
以上の流れを終えたら、あなたに最適なプランを提案されます。もし自分でこれをやりかったというプランがあれば、この時に遠慮なく話しましょう。
もちろん、無料カウンセリングでは相談だけでもOKです。その時に契約を決めないのであれば、「今は他社と考え中で」というように断りましょう。
勧誘はしっかりと断っても大丈夫ですよ!自分がいちばん良いなと思ったサロン・クリニックで脱毛をするためにもしっかりと比較検討してみてください。
脱毛施術する日までの事前準備
前日までにやっておくこと
- 普段から日焼け止めを塗っておこう
- 脱毛サロンは基本的に日焼けをしていると脱毛施術はお断りされます。肌が日焼けしていると効果が十分に得られないですし、やけどの危険性もあるからです。詳しくはこちら⇒脱毛中に日焼けはNG?もし日焼けしてしまったら…
- 脱毛予定箇所のムダ毛の処理をしておこう
- 脱毛サロン・クリニックを予約すると「前日までにムダ毛の処理をしてきてください」との説明がなされるはずです。なぜなら、長く伸びた毛を脱毛すると、やけどや痛みが生じる可能性があるからです。
- もちろん、処理が甘い場合には、脱毛サロンやクリニックでシェービングしてくれます。ただ、その際にお金がかかることがあるんですね。ですから、電気シェーバーでの自己処理をおすすめしています。
- ちなみにですが、光脱毛で最大の効果を発揮する毛の長さは1mmと言われています。そのため、毛抜きを使ったり、除毛クリームを使っての処理はせずに、電気シェーバーでの処理をしましょう。
当日の持ち物
- マスクや帽子など
- 脱毛後の肌を守るために顔脱毛をしたならマスクや帽子は必須です。
- 日焼け止め
- 脱毛後には特に肌が敏感になっているため非常に傷つきやすくなっています。ですから、日焼けをすることはNGです。そのため、日焼け止めを持参していくことをおすすめします。
その他、以下に詳しく記事でまとめています。
★無料カウンセリング:
体験時の疑問:脱毛サロンの体験時もムダ毛処理は必須?カウンセリング当日体験ならココ
★事前処理:
VIO脱毛:VIO脱毛前の自己処理はどうする?デリケートゾーンの事前処理方法
眉毛脱毛:失敗&後悔しないために!眉毛脱毛前に知っておくべき5つのポイント
★よくある疑問質問:
メイク・化粧:顔脱毛前は化粧しないほうが良い?脱毛後はノーメイク?
ニキビ:ニキビ肌でも脱毛サロンはOK?悪化したり脱毛効果なしってことは?
毛質・毛量:毛質や毛量で脱毛回数や料金に差が?おすすすめは回数無制限プラン!
薄毛・産毛:薄毛や産毛の脱毛には注意?キレイに脱毛するための3つのポイント
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