小学生で脱毛をすると悪影響はあるのでしょうか?
近頃は、子供のことを心配して脱毛させようと悩んでいる親御さんも多いと言われていますよね。「小学生で脱毛サロンに通うことは可能なのか?」また「小学生のうちから脱毛するメリット・デメリット」などについて、このページではお伝えしていきます。
小学生から脱毛って将来へ悪影響はある?
最近は「小学生でも脱毛OK!」となっている脱毛サロンもあります。
ただ、そうは言われても「本当に大丈夫なの?悪影響はないの?」と、親としては不安ですよね。
ですが、結論から先に言うと「理論上は、人体に悪影響を及ぼすことはない」と言われています。
しかし、そうは言っても当然ながら子供と大人の身体では違いがあります。そこで、子供脱毛を考える上で事前に知っておいてほしいことや、注意しておくべきポイントなどをお伝えしていきますので確認をしてみましょう。
①脱毛効果は大人ほど期待できないこともある
小学生は、当然ながらこれからどんどん身体が変化していきます。女の子は女性らしく、男の子は男らしい体つきに変化をしていきますよね。このように、いわゆる”成長期”に差し掛かっていくわけですが、成長期というのは、ホルモン分泌が不安的になりがちです。
成長期を通り過ぎ、身体的に大人になるとホルモンバランスも基本的には安定してきますので、脱毛も毛周期に合わせて行っていけば一定の効果が期待できると言われていますが、これから成長期に差し掛かっていく小学生は、発育途中にあるため毛周期も定まっていないと言われているんですね。
そのため、脱毛効果に関しては、必ずしも大人と同じような脱毛効果が得られるとは言い切れません。
②生理が始まると体毛が薄くなることもある
女の子に関して言えば、生理が始まってくると徐々に体毛が薄くなってくることもあると言われています。もちろん、個人差はありますが、これも女性ホルモンが多くなってくることが関係しているんですね。逆に男の子の場合は、男性ホルモンが多くなってきますので体毛が濃くなって来るのが一般的です。
このように、これから成長期を迎え大人の身体に変化していく過程で、女の子の場合は体毛が薄くなってくることも十分に考えられますので、お子さんの生理がまだ始まっていないという場合は、少し様子を見てもいいのかもしれません。
③子供の皮膚は大人よりも薄い
部位による違いもありますが、子供の皮膚は大人に比べ1/3ほど、1/2ほどの薄さしかないと言われています。そのため、大変デリケートですので炎症などの肌トラブルのリスクも大人よりも高いと言われているんですね。
もちろん、脱毛サロンで脱毛を行う場合は、そのあたりの出力を調整しながら施術をしてもらえますが、小学生ですのでアフターケアなどをきちんとできないことも考えれれますよね。ですから、お子さんの脱毛をするのであれば、このあたりはしっかりと親が管理してあげることが大切です。
④日焼け肌は脱毛NG
これは大人の場合も共通して言えることですが、脱毛サロンなどで使用している脱毛機は、基本的にメラニン(黒いもの)に反応して脱毛を行っています。そのため、日焼けをしてしまうとメラニンな過剰に生成され、脱毛で使用する光を肌が吸収し安い状態となり、火傷のリスクが上がってしまうんですね。
このようなこともあり、基本的には日焼けをしてしまったら脱毛NGとなっているところがほとんどです。
また、子供の場合は脱毛期間中に日焼けをしてしまう可能性も十分に考えられますよね。ご存知かもしれませんが、脱毛というのは1度施術をしたら終わりではなく、何度も脱毛をすることで徐々にムダ毛を減らしていくものです。
そのため、(このあたりも各サロンによって異なりますが)1年〜2年ほどの期間がかかるのが通常なんですね。大人なら、これぐらいの期間であってもご自身で紫外線対策をしっかりと心がけることができますが、子供はそうもいきません。
ですから、子供脱毛をするのであれば、このあたりも十分に親が気をつけてあげることが大切になります。
子供脱毛を考えるのであれば、上記でお伝えした
- 脱毛効果は大人ほど期待できないこともある。
- 生理が始まると体毛が薄くなることもある。
- 子供の皮膚は大人よりも薄いため肌トラブルのリスクもある。
- 脱毛期間中は日焼け対策を。日焼けしてしまうと脱毛NGに。
このような子供ならではの注意点もあります。まずは、このあたりを踏まえて考えてみて下さいね。
小学生女子が特に気にしているムダ毛の部位って?
そうは言っても、(お母さんも通ってきた道なのでわかると思いますが)子供のムダ毛の悩みは親が思っているよりも深刻な問題ですよね。
特に小学生のうちは成長の速度がそれぞれ違いますので、一人だけムダ毛が濃くてバカにされたり、場合によっては、いじめに繋がってしまうことも考えられます。
ところで、小学生が気にするムダ毛の部位は、どこなのでしょうか?
単刀直入に言うと、「鼻下・ワキ・膝下(すね毛)」を気にする子が圧倒的に多くなっていると言われています。
もちろん一般的に言われている部位ですので、その他の部位を気にしているお子さんもいるようです。ただ、ムダ毛で悩んでしまっているということには変わりありませんよね。
お子さん自身が「私毛深いんだ…」という認識が出てくると、内気になってしまったり、学校に行きたくないなど負の連鎖が起こってしまうかもしれません。このような状況は親としても避けたいですよね。
…とはいえ、最近はインターネットで「ムダ毛を自己処理する方法」など、簡単に調べられますよね。ですから、ひょっとしたら、親には黙ってこっそりカミソリなどで自己処理を始めるかもしれません。
ですが、カミソリなどの自己処理は大変危ないものなのでなるべくやらないほうがいいんですよ。
小学生が自己処理を避けるべき理由
お母さん自身も1度は経験があると思いますが、ムダ毛の処理…と言えば、まずはカミソリで処理することを考えませんでしたか?
確かにカミソリはドラッグストアなどで安価で購入できますし、手っ取り早くムダ毛を処理するには手が出しやすいものですよね。
ですが、当然のことながらカミソリは刃物ですので、切ってしまい怪我をしてしまう恐れがあります。また、前述した通り、子度の皮膚は大人よりも薄いので赤みが出てしまったり炎症を起こしてしまうことが十分に考えられますよね。もちろん、カミソリだけではなく、電気シェーバーや脱毛クリームに関しても同じことが言えます。
さらに言えば、カミソリをはじめ、電気シェーバーや脱毛クリームなども元々、子供用に作られているわけではありませんので、子供の肌にはどうしても負担が大きすぎるものなんですね。
ですから、できるのなら子供のうちから自己処理することはおすすめできません。
また、(お母さんはわかっていると思いますが)自己処理をしたからといってムダ毛が生えてこなくなるわけではないんですね。あくまで一時的にムダ毛を処理するだけですので、結果として何度も何度も処理をしなくてはいけません。
そして、自己処理を繰り返すことによって黒ずんでしまったり、ブツブツザラザラとした状態になってしまいます。
お母さんもひょっとしたら体験されてきたことかもしれませんが、自己処理を続けていてもムダ毛が減っていくわけではなく、結果的にお肌が傷んで見た目もブツブツ・ザラザラになってしまっては、なんのためにムダ毛処理をしているのかわからなくなってしまいますよね。
このようなことを考えると、特に小学生の頃から自己処理を続けるというのは長い目で見てもデメリットしかありません。
「じゃあ、どうするのがいいの?」ということですが、やっぱり脱毛をするなら脱毛サロンなどを利用するのが一番賢い選択と言えるのではないでしょうか。
…とはいえ、(先ほども言いましたが)小学生から脱毛サロンを利用することは、デメリットがないわけではありません。
ですが、これから中学生、高校生と娘さんが1番大事な思春期に差し掛かっていくことを考えれば、親としてもできるだけコンプレックスを取り除いてあげたい…と思いますよね。
「ムダ毛が原因でいじめにあってしまったら…」そんなことも考えると、悩ましい気持ちはよくわかります。ですから、親としても真剣に考えてあげて下さい。
今は、実際に多くの小学生が脱毛に通っています。あなたのママ友のお子さんも脱毛に通っている…なんてケースも珍しくないのではないでしょうか。
もちろん、お金もかかってくることですので金銭的な問題もあるかもしれませんが、子供の為を思って親が決断してあげることで、これからのお子さんの大切な思春期がガラッと変わってくるかもしれません。
各医療脱毛クリニックの年齢制限
クリニックの情報を調べる限り、年齢制限はかなりバラバラですが小学生は基本的に対象となっていません。
そのため、医療脱毛ではなく脱毛サロンを検討することになります。(一部の脱毛サロンでは対応していることがあります。)
湘南美容クリニック | 未成年のお客様が治療する場合には必ず法定代理人(親権者)の同意が必要な為、カウンセリング当日の法定代理人(親権者)の同伴が必須となります。
(18歳以上でご希望の施術により異なる場合がございますので、事前に必ずお問い合わせ下さい。) |
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リゼクリニック | 基本的には14歳から施術を受けることは可能です。 ただし、思春期を迎える前にレーザー脱毛しても、ホルモンの変化で再び毛が濃くなる可能性があります。成長期のピークを越え、落ち着き始めた高校生になってから受けられることをおすすめします。 また、未成年の方(高校生まで)の場合には、必ず親権者の同意・同伴が必要です。 |
アリシアクリニック | 未成年の方でも16歳以上であれば下記条件にて脱毛できます。 |
小学生の脱毛で対応できるのは以下に紹介しているミュゼとディオーネくらいになります。
ミュゼで小学生は脱毛できるか調査しました。
脱毛サロンの中で最も有名であり、業界No.1と言われているのが脱毛サロン「ミュゼプラチナム」です。そんなミュゼで小学生の脱毛ができるかどうかについて調べてみました。
まず、公式サイトではこのように書かれています。
- 年齢制限はありますか?
- 年齢制限はありませんが、生理をむかえられ毎月順調に生理がきていることがご契約の条件となります。
引用元:ミュゼ公式サイトより
このように、ミュゼでは年齢制限に関しては特に決まりがありません。ただ、”生理が順調にきているかどうか”というところが基準になります。また、小学生ですのでここは特に問題ないと思いますが、保護者の同意が必ず必要です。
ただ、生理が始まって順調にくるようにならないと、ミュゼでは脱毛が受けられません。ですから、生理はまだ始まっていないけど、脱毛をさせてあげたいと考えている場合は、後ほどご紹介する「ディオーネ」を検討してみて下さい。
ミュゼで小学生が脱毛を受ける時の注意点は?
ミュゼでは、「1年間両ワキ脱毛し放題が数百円!」というようなキャンペーンをやっています。キャンペーン内容については、毎月変わりますが、ミュゼでは、Mカードを作るという条件をクリアすることによって、両ワキ脱毛やVライン脱毛の美容脱毛6回コースが、完了コース(脱毛し放題コース)にで変更でき、100円という格安料金で受けられるところが最大の特徴なんですね。
ただ、小学生の場合は、残念ながら脱毛し放題コースは受けられません。
なぜかと言うと、脱毛し放題になるのはあくまで16歳以上からになるためです。
ですから、「Mカードを作れば6回から完了コースにグレードアップだよね!」と思っても、小学生の場合は16歳未満ですので脱毛し放題ではなく、6回のままとなってしまうんですね。
このように小学生からミュゼで脱毛を始める場合は、脱毛し放題コースは受けられないということは覚えておいて下さいね。
学割など小学生の割引はある?
残念ながら、ミュゼでは現在学割自体がありません。ですから、小学生だろうと大人だろうと同じ金額がかかってしまうんですね。ただ、そうはいっても他社脱毛サロンと比較しても、部分脱毛なら料金が安いのがミュゼのメリットです。
正直、ミュゼは全身脱毛になるとお得感はありませんが、部分的な脱毛をするならおすすめのサロンですよ。
小学生の脱毛はディオーネもおすすめです。
「ディオーネは3歳から脱毛可能です」と謳っているように、安心・安全、そして痛くない脱毛ということをウリにしている脱毛サロンです。特にディオーネでは、「SSC脱毛」でも「IPL脱毛」でもない「ハイパースキン脱毛」という全く違った方法で脱毛を行っています。
痛みが少ない
ハイパースキン脱毛は、その特性上、痛みがほとんど出ないのが特徴です。そのため、「脱毛を受けながらつい、ウトウトしてしまいました。」というような口コミもよく見かけます。正直な話、VIO脱毛の場合は、多少痛さを感じる人もいますが、一般的なSSCやIPLに比べると圧倒的に痛みがありません。
そのため、小学生のお子さんが脱毛するにも向いている脱毛方法と言えます。
産毛に強い
また、産毛に強いのもハイパースキン脱毛の特徴です。
小学生の場合は、まだまだ毛が薄いですよね。一般的な脱毛方法ではメラニンに反応しますので、しっかりとした黒い毛のほうがより脱毛効果が出やすくなりますが、産毛などの色素が薄い毛というのは、脱毛効果がどうしても下がってしまう傾向にあると言われています。
その点、ハイパースキン脱毛は産毛にも効果的な脱毛方法と言われていますので、産毛や薄い毛が多い小学生のお子さんにもおすすめです。
日焼け肌でも対応可能
(先ほども言いましたが)一般的なSSCやIPLは日焼けをしてしまうと、黒くなった肌にも反応してしまい火傷をしてしまうリスクが高くなってしまうことから、日焼け肌へは照射することができません。
ですが、ハイパースキン脱毛はメラニンに反応させて脱毛をしているわけではないので、日焼け肌でも対応することが可能です。(※もちろん限度はあります。)
小学生のお子さんは、どうしても外で遊ぶことも多いですし、夏場になれば必ずと言っていいほど、日焼けをしてしまいますよね。このことを考えても、ハイパースキン脱毛は小学生のお子さんにはとっても向いている脱毛方法と言えそうです。
ディオーネに学割はある?
ディオーネでは小学生が部分脱毛をする場合、「小学3年生までは通常価格より10%OFF」となっています。ですから、3歳〜小学3年生までが10%OFFになるということですね。また、ディオーネの場合は、ミュゼでは行っていない「鼻下」を含めた顔脱毛も行っていますので、鼻下脱毛などをやりたい場合にもおすすめです。
ただし、10%になるのは、あくまで部分脱毛をする場合です。
お子さんが全身脱毛をする場合は、以下のように年齢によって料金が変わってきます。
ディオーネ子供の全身脱毛料金
3歳 | 180,000円 |
---|---|
4歳 | 200,000円 |
5歳 | 220,000円 |
6歳 | 240,000円 |
7歳 | 260,000円 |
8歳 | 280,000円 |
9歳 | 300,000円 |
10歳 | 320,000円 |
11歳 | 340,000円 |
12〜15歳 | 360,000円 |
このように、全身脱毛の場合は、年齢が上がるごとに2万円ずつ増えていく感じです。また、全体的にミュゼと料金だけを比較するとディオーネの方が高くなります。
大人で脱毛を受けた人の感想も含め、施術時の痛みはディオーネの方がないと感じている人が多い傾向にあります。ですが、ミュゼと比較をすると、料金はそこそこ良いお値段になってしまうのがディオーネですね。
…とは言え、ミュゼもディオーネもどちらも小学生だからと言って特別安くなることもありません。「どの部位の脱毛を考えているのか?」「料金を優先させるのか?」など色々と比較して検討をしてみて下さい。
親子で通うならミュゼがおすすめです。
小学生の脱毛について、いろいろとお話してきましたが、小学生がもし脱毛をするのであればミュゼが1番おすすめです。
ディオーネも確かに痛みが少ないというところは魅力的ですが、ミュゼと比べてしまうと高くついてしまいまいます。
また、(はじめの方でもお伝えしましたが)小学生の場合は、ホルモンバランスが変化していきますので、今後成長期を迎えていく中で、またムダ毛が出てきてしまうということも十分に考えられます。
このようなことを踏まえても、料金面で安く済むミュゼの方がいいのではないでしょうか。もちろん、料金が安いだけでなく、小学生の場合は出力もしっかりと調整して行ってくれますので心配しないで下さいね。
ちなみに、ミュゼは親子で一緒に通っている人達も多いんですよ。
もちろん、お母さんもミュゼが初めてなら、Mカードを作ることで「両ワキ+Vラインの脱毛し放題」にアップグレードできます。こんな感じで、子供の脱毛に連れていくついでに、ご自身も一緒に脱毛しているお母さんもたくさんいるんですね。
ママ友の紹介でお得に始められることもあります
もし、ママ友の間で「ミュゼに通ってるよ!」という方がいたら、さらにお得に通うことができますよ。
…というのも、ミュゼには「ご紹介特典」という制度があり、お友達から紹介してもらうと脱毛施術でも使える9,000円分のチケットが貰えるんですね。
紹介方法はとっても簡単でミュゼに通っているママ友などから紹介専用のリンクを送ってもらいそこから予約すればOKです。詳しくは以下のページも参考にしてみて下さい。
こんな感じでママ友などにミュゼに通っている方がいれば、よりお得に通うことができます。もちろん、紹介された人だけではなく、紹介した人にも特典が貰えますので、周りにミュゼに通っているママ友などがいたら、紹介してもらうとお得になりますよ。
まとめ
最後に一点だけ注意点がありますが、ミュゼなどで未成年者が脱毛を行う時は必ず親の同意書が必要になります。
小学生の場合はもちろん親と一緒に行って契約することになると思いますので、特に問題ないと思いますが、中学生や高校生のお姉ちゃんが通う場合などは、気をつけて下さいね。(同意書はミュゼの公式サイトよりダウンロードできます)
「小学生なのに脱毛??…お母さんだって我慢してきたんだよ!」という気持ちも十分にわかりますが、今は時代が変わってきています。
たかがムダ毛…と思うところもあるかもしれませんが、ムダ毛が原因でいじめに繋がってしまうこともありますし、親が思っている以上にお子さんは深刻かもしれません。確かに親としては、いろいろと考えさせられてしまうと思いますが、どうしてあげるのが子供にとって1番良いのか、ぜひ真剣に考えて上げて下さい。