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脱毛

特に知っておくべきことは、部位によって毛周期は異なること。つまり、どこの部位を脱毛するのかによって、サロンやクリニックに通う間隔は異なってくるんですよ。下記で詳しく説明していますので、参考にしてみて下さい。

大雑把に表にするとこんな感じ。

部位 毛周期
1ヶ月以上
VIO 2ヶ月 ~ 4ヶ月以上
その他の部位(脇、乳輪、脚、ヒザ、
背中、うなじ、腹、胸、ヒップ)
2ヶ月以上

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毛周期は部位別で異なる

人間の身体には、髪の毛やワキ、VIOなど太くしっかりとした毛も生えていれば、顔などには細い産毛と呼べれるムダ毛も生えていますよね。このように、一言で”毛”と言っても様々な太さの毛が存在しています。

そして、太さが違うだけではありません。

毛には「毛周期」と言うものが存在し、毛が生え変わっていくサイクルがあるんですね。そして、このサイクルは全て同じではなく、バラバラになっています。

このことを理解する為に、まずは「毛周期の仕組み」について理解していきましょう。

毛周期の仕組み

「毛周期」とは、簡単にいえば毛が生えてから抜けるまでのサイクルのことを言います。

上記画像のように大きく分けると「(成長初期)成長期」「退行期」「休止期」という感じで分けられます。それでは、それぞれ詳しく説明していきますね。

(成長初期)成長期

成長期とは、そのままですが、簡単にいえば毛が伸びている期間のことを言います。成長期の毛というのは、毛母細胞が活発に働いているので、どんどん毛が伸びていくんですね。

とはいっても、いつまでも成長期のまま、ずっと伸び続けるわけではありません。そして、成長期の長さも部位によって変わってくるんですね。

例えば、腕の毛の成長期は約3ヶ月ほど、髪の毛の成長期は約5年ほどと言われています。普段、こまめに処理をしていると思いますので、ちょっとわかりづらいかもしれませんが、腕の毛などはある一定以上の長さからは伸びないですよね。

ですが、髪の毛はある程度まで伸ばすことができます。つまり、これは成長期の長さの違いにあるんですね。

退行期

そして、成長期が終わると「退行期」となります。退行期とは簡単にいえば毛の成長が止まって、もうこれ以上は伸びないという状態のことを言います。毛母細胞が働くのや〜めたと、なってしまった状態ですね。

そして、徐々に毛乳頭から毛が離れていき、やがて毛が抜けていきます。このように、毛の成長が止まってかた抜け落ちる期間が退行期となります。

休止期

そして、毛が抜け落ちたらすぐにまた新しい毛が作られるかというとそうではありません。一度、休憩するんですね。これが「休止期」です。

一定期間休むと、また、毛母細胞が働きはじめ「成長期」へとつながっていきます。

このようなサイクルで毛は生えて成長し、止まって抜け落ちて、休んで、また生えて…と回っているんですね。これが「毛周期」ということです。

毛周期は部位別で変わるの?

なんとなく毛周期について理解ができましたでしょうか。

そして、はじめにも言ったように、この毛周期というのは部位によって異なってきます。これは、部位によって毛を作る毛母細胞の働き方や分裂していく(ムダ毛が抜けていく)タイミングなどが違うからなんですね。

毛は、生えている部位によって太かったり細かったり、色が濃かったり薄かったり、または、縮れていたり直毛だったりと、ほんとバラバラですよね。このように、一つの体でありながら色々な毛が生えていますが、大きく分類すると2種類に分けることができると言われています。

それが「性毛」「無性毛」です。

そして、この性毛と無性毛の違いによって毛周期は大きく異なります。では、それぞれどんなものか見ていきましょう。

性毛とは?

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性毛というのは、赤ちゃんのころは生えていなかったけど、大人になっていく過程で後から生えてきた毛のことを言います。例えば、ワキの毛やデリケートゾーンの毛などがこれに当たりますね。

そして、性毛は太くしっかりとしている特徴があります。また、生えている方向なんかもバラバラなんですね。

また、気になる成長期ですが性毛は毛周期が長いのが特徴です。そのため、性毛の脱毛となるとそれだけ期間が長くかかる傾向にあります。

無性毛とは?

一方、無性毛はと言うと、簡単にいえば性毛以外の毛全てになります。髪の毛やまつ毛も太くしっかりとしていますが、赤ちゃんの頃から生えていますよね。ですから、髪の毛やまつ毛と言ったものは無性毛になります。

髪の毛やまつ毛はわりと太くしっかりとしているので、間違えやすいですが、無性毛全般でいうと毛が細くなっているのが特徴です。また、無性毛は毛周期が短いんですね。そのため、脱毛をする場合は比較的効果が出やすい傾向にあります。

このように、大きく分ければ性毛と無性毛に分けられ、それぞれの違いによって毛周期が変わってくるんですね。

…とはいっても、「私が脱毛したいあの部位って性毛なの?無性毛なの?」「毛周期はどれぐらい?」と気になりますよね。そこで、下記に部位別の毛周期について表を作成してみましたので、参考にしてみて下さい。

部位別の毛周期の目安

こちらは、トイトイトイクリニックを利用した際に、撮影してきたものになります。少し見づらいので、下記に表でまとめました。

部位 照射1回で

脱毛できる目安

必要回数

の目安

異なる理由 毛周期
10%程度 8〜12回 産毛が多い為 1ヶ月以上
腹・胸・背中

うなじ・ヒップ

手指・足指

20%程度 5〜8回 比較的脱毛の

反応が良い

2ヶ月以上
ヒザ下・ヒジ下 20%程度 (5)8〜12回 個人差あり 2ヶ月以上
ヒザ関節 10%程度 8〜12回 皮膚の特性上 2ヶ月以上
乳輪・ワキ 10〜20%程度 8〜12回 性毛 2ヶ月以上
Vライン 10%程度 8〜15回 デザインによる 2〜4ヶ月以上
I・Oライン 10%程度 10〜15回 色素沈着 2〜4ヶ月以上

※個人差あり、平均目安

あくまで個人差がありますので、目安にして下さい…とのことでしたが、このように部位によって毛周期が変わってきます。先ほども言いましたが、一つの目安として伸ばすと長く伸びる毛(ムダ毛)は毛周期が長め…と覚えておくといいですね。

ちなみに、ちょっと余談ですが、厳密に言うと身体の右半身と左半身でも違うということもおっしゃっていました。これは、心臓からの距離や血液の量などが変わってくることによって変わってくるらしいですよ^^;

毛周期を無視して脱毛しても効果なし

休止期や退行期のムダ毛には効果がない

まず、そもそもですが、一般的な脱毛というのは「成長期」のムダ毛にしか効果がありません。(厳密に言えば脱毛機や脱毛方法で異なります。)

ですから、成長期のタイミングで照射をしていく必要があるため、毛周期に合わせて〜ということを言っているんですね。

そして、あまり知られていないみたいですが、実は今表面に見えているムダ毛は全体の20〜30%だと言われています。さらに言えば、この中の成長期は10〜20%ほどです。

要すると、1回の脱毛で効果があるのは全体の10〜20%ほどということになります。まずこれが、1回の施術で脱毛が終わらない理由です。

また、「成長期」にしか効果がない…ということは、言い換えれば「退行期」や「休止期」に脱毛をしても意味がない…ということですね。

ですから、今ある成長期の毛に対して照射をしたら次の成長期になってから照射をしていかないと、効果を発揮することができません。これが、毎月のように短いスパンで脱毛施術をしても意味がない…と言われている理由です。

また、短いスパンで脱毛施術を行うと、脱毛効果がないだけではなく、毛穴に熱が残っている可能性もあるので、火傷などのリスクが高まります。

このような理由から、短いスパンで脱毛は行っていないんですね。ですから、部位によってある程度の期間をあけることがもっとも効率良く、またリスクを低減して脱毛を行っていくことができる…ということです。

まとめ

それでは、今回お話してきたことについてまとめておきます。

今回のまとめ

  • 毛周期は部位によって異なってきます。
  • 大きく分けると「性毛」「無性毛」によって毛周期が大きく異なります。
  • 「性毛」は赤ちゃんの頃にはなかった毛。
  • 「無性毛」は赤ちゃんの頃からあった毛です。
  • 「性毛」は毛周期が長く、「無性毛」は毛周期が短くなっています。
  • そのため、脱毛をする場合「性毛」は比較的長くかかる傾向が、「無性毛」は比較的短期間で効果を発揮する傾向があります。
  • また、詳しい部位別の毛周期をご紹介してきました。(表を参照して下さい)
  • 脱毛は毛周期…特に基本的には成長期のムダ毛にしか作用しません。
  • そのため、部位によって適切なタイミングで施術を受けていく事が最も効率的に効果を発揮でいるポイントです。
  • ただし、使用している脱毛機の機種によっては毛周期に合わせなくても脱毛できるものもあります。
  • まずは、気になるサロンやクリニックではどのような脱毛機が使用され、どのような頻度で施術をしていくのかなどを知ることが大切です。
  • 最近はどこのサロン・クリニックも無料でカウンセリングを行っています。まずは、カウンセリングを利用してどんな感じでやっているのか理解し、納得できるサロン・クリニックで脱毛をしていきましょう。