最近、VIO脱毛をする人が増えてきているということをご存知でしょうか。
海外セレブや海外モデルさんたちの影響もあって、「脱毛するならVIO脱毛は当たり前だよね!」というようになりつつあると言われています。
ですが、VIO脱毛をすると悩まされることがあるんです…それが「かゆみ」ですね。
ここでは、「VIO脱毛をするとなぜかゆみが出るのか?」、そして「かゆみが出てしまった時の対策」についてまとめています。
VIO脱毛後かゆみが出る人が続出!?原因は?
前述の通り、近年は「脱毛するならVIOも!」というのが当たり前になりつつあると言われています。
ですが、VIO脱毛をする人の中には、必ずと言っていいほど「かゆみ」に悩まされてしまう人がいるのも事実です。実際に質問サイトなどを見てみても、多くの相談が寄せられています。
- VIO脱毛のかゆみについて質問です。最近…
- VIO脱毛後のかゆみについて 緊急の質問です!
- VIOラインの脱毛をしてからIラインの下の方に痒みが出て、臭います…
ここでは質問のタイトルだけで、内容は割愛させて頂きますが、このように多くの方がVIO脱毛時(またはVIO後)にかゆみに悩まされてしまっているんですね。
では、そもそもなぜVIO脱毛をするとかゆくなってしまうのでしょうか。
①自己処理した毛が伸びてくるから
数ある原因の中でも、1番多くあげられているのが「自己処理が原因でかゆみが出てしまう」ということです。
脱毛サロンやクリニックに通っている場合だと、脱毛サロンで脱毛をするにしろ、クリニックで医療脱毛をするにしろ、どちらにしても基本的に施術の前には、必ず自己処理をしていかなければなりません。これは、ムダ毛が伸びている状態で施術をしてしまうと、火傷などの原因になってしまうので、事前に処理しておく必要があるためですね。
また、脱毛というのは1度施術を受ければ、もう生えてこなくなるわけではありません。回数を重ねていくうちに、徐々に薄くなっていきます。
そのため、VIO脱毛をはじめた頃というのは「自己処理をする」→「脱毛施術をする」の後には、必ず「ムダ毛が伸びてくる」というわけです。
そして、実はこの「ムダ毛が伸びてくる」ことこそが、かゆみの原因です。
また、自宅でご自身で自己処理している場合でも同じことが言えます。
電気シェーバーやカミソリで自己処理したムダ毛はどうしても尖ってしまっているので、尖った毛先が皮膚を刺激して、かゆみが出てしまうんですね。
②脱毛施術による乾燥が起こるため
そして、もう一つ挙げられるかゆみの原因は、「脱毛施術による乾燥」です。
基本的に多くの脱毛サロン・クリニックでは、熱エネルギーを加えることによって毛根を刺激(または破壊し)脱毛をしています。そして、この熱エネルギーを加えることによって、お肌は少なからず火照りが出てしまったり、乾燥してしまうんですね。
また、自宅で電気シェーバーやカミソリで処理をしている場合でも、目には見えませんが、処理をすることによってお肌が傷つき、乾燥する原因を作ってしまっています。
乾燥肌の方はよくわかると思いますが、お肌が乾燥しているだけでもかゆみの原因になりますよね。
このように、サロンやクリニックで脱毛するにしろ、ご自分で自己処理をするにしろ、処理することによって乾燥してしまうことが考えられます。そして、この乾燥もまたかゆみの原因の一つなのです。
かゆみはいつまで続くの?
ところで、かゆみが出てしまった場合、どれぐらいかゆみが続くものなのでしょうか。
結論を言うと、自己処理をしてから(または脱毛施術を受けてから)おおよそ2〜3日がかゆみのピークだと言われています。
…とはいえ、かゆみが出てしまったら気になってしまいますし、授業や仕事などに集中できませんよね。いくら2〜3日で治まってくるとはいえ、毎回苦痛な時間は避けたいところです。
ですから、もしVIO脱毛をして、かゆみが出てしまったらすぐに対策をとるようにしましょう。
同じようにVIO脱毛によってかゆみが出てしまう人が多いこともあり、デリケートゾーンのかゆみを押さえる薬が多数用意されていますよ。
VIO脱毛後のかゆみ対策にはコレがおすすめ
もし、VIO脱毛をしてかゆみが出てきてしまったら、これから紹介する商品を参考に、対策を取ってみてください。
もちろん、これからご紹介する商品は、効果などには個人差があり絶対に効く!ということは保証できかねますが、同じような悩みを抱えている人も「かゆみが抑えられた!」という声が実際にありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
フェミニーナ軟膏
あなたも一度は聞いたことがあるかかもしれませんが、小林製薬さんから出ている「フェミニーナ軟膏」という商品があります。
こちらは、女性のデリケートゾーンのかゆみやかぶれに特化した商品として開発された商品ですので、VIO脱毛後のかゆみにも適している商品と言えそうです。
また、「軟膏タイプ」の商品だけではなく、サラッとした塗り心地の「ジェルタイプ」、外出先などでシュッと気軽に使える「ミストタイプ」など、用途や好みに合わせて、豊富なラインナップが用意されています。
お値段もサイズやタイプによりますが、700〜1,000円ほどですのでお手頃です。
メンソレータム フレディ
こちらも女性のデリケートゾーンのかゆみやかぶれに特化した商品となっているロート製薬さんの「メンソレータム フレディ」という商品です。
メンソレータム フレディも、「クリームタイプ」と「ジェルタイプ」が用意されていますが、ジェルタイプはクールでひんやりとした塗り心地になっていますね。
どちらもお値段は800〜900円ほどですのでこちらもお手頃な価格ですね。
かゆみが出ないようにする対策も大切です
上記では、かゆみが出てしまった時に”かゆみを抑える”商品を紹介していきましたが、そもそも”かゆみが出ないように”していくことの方が、より大切です。
ここまで何度もお伝えしてきたように、VIO脱毛でかゆくなってしまう主な原因は、「自己処理」と「施術による乾燥」です。ですから、「自己処理方法を見直し、かゆみが出ないようにすること」、そして「乾燥対策」をしっかりととっていくことが重要なんですね。
sarafuwa(サラフワ)
では「乾燥対策」をするのに、オススメの商品をご紹介いたします。
それが「sarafuwa(サラフワ)」という商品です。こちらは、一言で言うとアンダーヘア専用のトリートメントになります。
シアバターが配合されているため保湿効果が高く、毛穴を引き締める効果も期待できるため乾燥対策にはうってつけです。また、髪の毛と同じトリートメント成分を配合しているので、保護・修復してくれることも期待できるため、アンダーヘア特有の硬さや、ゴワゴワした感じも解消されるような作りになっています。
さらには、アンダーヘア特有の気になるニオイを消臭してくる成分も配合されているんで臭い対策にもなってしまいますね。もちろん、乾燥予防をすることもできるので、かゆみの原因を抑えることが期待できる商品です。
かゆみが出た時にやってはいけないこと
ここでは、「かゆみが出てしまっている時に気をつけるべきこと」や、「やってはいけないこと」などについてまとめています。
かゆみが出てしまっている時、次のことには十分に注意していきましょう。
軟膏などでかゆみを抑えることも大切ですが、以下のことを気をつけることによって、より早くかゆみが改善されることが期待できます。
①掻きむしる
まずは、なんといっても「かゆいからかいてしまう」ことはやめましょう。
かゆみが出ると、誰しもかきむしりたくなってしまいますが、かきむしってしまうと余計にお肌が傷つき酷くなってしまいます。治るものもなおらなくなってしまったり、治りが遅くなってしまいますので、なるべくかきむしってしまうことは避けましょう。
②入浴はなるべく避ける
「かゆみがあるから清潔にしておいたほうがいいよね!」と思いますよね。
確かに清潔にしておくことは大切ですが、実はかゆみがある時は、できるだけ入浴は避けたほうが良いと言われています。…というもの、熱いお湯に入浴することによって血行が促進されますので、かゆみが増してしまうことが考えられるためです。
例えば、脱毛サロンやクリニックで脱毛をする場合でも施術後は、サウナや激しい運動は避けてください!と言われますが、実はこれも同じような理由で、血行が促進され、かゆみや炎症を悪化させないためだと言われているんですね。
このようなことが考えられますので、かゆみが出てしまっている間はなるべく入浴は避けるようにしましょう。
③飲酒も控えめに
こちらも想像がつくかもしれませんが、入浴と同様、飲酒することでも血流が良くなりますので、かゆみが増してしまうことが考えられます。
ですから、かゆみが出てしまっている間は飲酒も控えるようにした方が無難ですね。
かゆみが収まらない時は違う病気の可能性も!
かゆみを抑える商品などを使用しているにも関わらず、一向に改善されない…むしろ酷くなってるかも!…そんな時にはしっかりと専門家のお医者さんに診てもらうようにしましょう。
ここまで、自己処理でVIO脱毛をしたり、サロンやクリニックでVIO脱毛を受けると、どうしてもかゆみが出ることがある…ということをお伝えしてきました。
また、かゆみの予防策としては専用のケア商品を使用する、またはかゆみがすでに出てしまっているようなら、かゆみを抑える軟膏などを使用していきましょう…ということもお伝えしてきました。
ですが、ケア商品を使用したり、かゆみを抑える軟膏などを使用しているにも関わらず、かゆみが収まらない、炎症や赤みが酷くなってきてしまっている…このような場合、脱毛処理以外が原因でかゆみが出ていることが考えられます。
例えば、接触性皮膚炎、トリコモナス膣炎、カンジダ症などの、いわゆる性行為感染症と呼ばれる病気の可能性も考えられるんですね。ですから、かゆみがひかない…むしろ酷くなってる、赤みやブツブツが酷くなってきてしまった…このような場合は、早急に専門医に診てもらうようにしてください。
サロンやクリニックで脱毛すればかゆみはなくなっていく
長い目をみて考えれば、脱毛サロンやクリニックで脱毛したほうが、かゆみの問題も解決されますよ。
ここまでお伝えしてきたように、自己処理でVIO脱毛をするにしろ、サロンやクリニックでVIO脱毛を受けるにしろ、かゆみが出てしまう人がいるのは事実です。
ですが、長期的な目でみれば、サロンやクリニックでVIO脱毛を受けていったほうがかゆみの問題は解決されます。
なぜかというと、サロンやクリニックで脱毛を受けていけば回数を重ねていけば重ねるほど、少しずつムダ毛がなくなっていきますし、薄く細くなっていくからです。
ムダ毛が減ってくれば、徐々に自己処理をする回数も減っていきます。…ということは、それだけかゆみが起こる原因も減るわけですよね。
ですが、いつまでも自分で自己処理を続けているうちは、一向にムダ毛が減ることはありません。処理をした時に一時的に、きれいになるだけで時期が経てばまた生えてきてしまいますよね。
そのため、自己処理でVIO脱毛を続けている限りは、ずっとかゆみの問題と隣り合わせです。
このように、長期的な目を持って考えていけば、脱毛サロンやクリニックで脱毛をしていくことの方がオススメですね。
VIO脱毛後のかゆみ対策|まとめ
それでは、最後に今回お伝えしてきたことをまとめておきます。
- 自己処理でVIO脱毛をするにしろ、サロンやクリニックでVIO脱毛を受けるにしろ、かゆみが出る場合がどうしてもあります。
- 主な原因としては、「伸びてきた時のチクチク」または「処理をしたことによる乾燥」などですね。
- まずは、かゆみが出ないように予防をしていきましょう。
- サラフワやパイナップル豆乳ローションなど、デリケートゾーンに使用できるケア商品を使用し、なるべくかゆみが出ないようにしていくことが大切です。
- また、かゆみが出てしまった場合には、フェミニーナ軟膏やフレディなどデリケートゾーン専用のかゆみを抑えるお薬を使用していきましょう。
- ですが、薬でかゆみを抑えるだけでなく、以下の点も気をつけて過ごすことが大切です。
- 例えば、「かきむしらない」「入浴はなるべく避ける」「飲酒も控える」などですね。
- これらを注意するだけでも、かゆみの治りが良くなることが期待できます。かゆみが出てしまっている時には注意しておきましょう。
- ただし、かゆみがいつまでたっても引かない場合や悪化してしまっている場合は、他のことが原因かもしれません。
- デリケートゾーンなだけに性行為感染症などの疑いも考えられますので、心配な場合は専門医に診てもらってくださいね。
- また、長期的な目線でみれば、脱毛サロンやクリニックで脱毛することをオススメします。
- 脱毛サロンやクリニックで脱毛することによって、徐々にですがムダ毛が減っていきますので、かゆみが出にくくなっていきますよ。
- デリケートな部分で人に相談するのもなかなか難しいところですが、かゆみの問題はよくあることですので、正しい脱毛方法、対策をとっていきましょう。