「カミソリや毛抜きで一生懸命ムダ毛を処理しているのに、なんだかブツブツできてきちゃった…」
そんなことになっていたりしませんか?
それ…ひょっとしたら埋没毛が原因かもしれませんよ。そして、埋没毛を放置しておくといろいろと厄介なんです。
今回は、埋没毛ができてしまう原因や、放置しておくことの危険性、正しい処理方法などをお伝えしていきます。
埋没毛は自己処理をしているうちは誰しも悩まされることですよね。結論から先に言ってしまうと、埋没毛から解消されたいのであれば脱毛を受けることをオススメします。埋没毛を放置しておく危険性などをお話していますので参考にしてみて下さいね。
埋没毛ができる原因って?
そもそも、なぜ埋没毛はできてしまうのでしょうか?
いろいろと原因は考えられますが、主な原因は自己処理による皮膚へのダメージです。普段、自己処理でムダ毛を処理している人は、カミソリや毛抜きを使っている人が多いと思いますが、実はこれ…とっても肌にダメージを与えてしまっているんですね。
そして、ダメージをおった皮膚が毛穴を塞いでしまい、その下に埋もれたまま成長してしまうのが埋没毛です。また、埋没毛ができてしまう原因は、それだけではありません。
実は、毛穴の汚れやつまりが原因で、埋没毛になってしまうこともあるんですね。これって結構意外に思いますが、本当です。毛穴の汚れや詰まりによって、本来は毛穴に沿って伸びるはずが、途中で方向転換してしまって、そのまま埋もれていってしまうこともあるんですね。
このように、埋没毛の主な原因は皮膚にダメージを与えてしまうことですが、それだけではなく、毛穴の汚れや詰まりが原因で起きてしまうこともあります。
そして、この埋没毛…そのまま放置しておくと厄介なことにもなりかねません。
埋没毛放置の危険性!色素沈着するって本当?
では、埋没毛を放置するとどうなるのでしょうか?
…その前に。一説によると「埋没毛になってしまったらそのまま放置しておけばいい!」と言った意見があるのをご存知でしょうか。
なぜそう言われているのかというと、埋没毛として埋もれているのは一時的だから…というわけだからです。どういうことかというと、肌にはターンオーバーがありますよね。おおよそ1ヶ月ほどで皮膚が生まれ変わっていくわけですが、これに合わせて一時的に埋没毛になってしまっていたムダ毛が表面に出てくるから…ということですね。
ですから、埋没毛になってしまったらそのまま放置しておきましょう。…ということが言われているわけです。ですがこれ…半分正解で半分間違いです。
また、そもそも放置しておくにしても、埋没毛として皮膚の中で毛が成長しているのをほっとくのはちょっと気が引けてしまいますよね。「ほじくり返して抜いちゃえば良いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、ほじくり返して毛を抜くことは絶対にやめるべきです。
先ほどもお伝えした通り、埋没毛は肌がダメージを追ってできてしまっている可能性が大きいと言われています。それに加え、さらにほじくり返すということは、余計に皮膚が傷んでしまい、最悪、皮膚が炎症を起こし、毛嚢炎などになってしまうことも十分に考えられます。そして、埋没毛をほじくり返すということは、また埋没毛になっていってしまうという悪循環になってしまうことだってあるんですね。
ですから、ほじくり返して埋没毛を抜くということは、絶対に避けなければなりません。それに、埋没毛が1本2本であれば、まだほじくり返すこともできるかもしれませんが、これが広範囲だったら、ほじくり返すにしても大変ですよね。このように、埋没毛をほじくり返す事は絶対に避けなければなりません。
「じゃあ、やっぱり放置しておくのが1番かぁ」…と、思ったかもしれませんが、実は、放置しておくことがいいとも限りません。
なぜかというと、埋没毛を放置しておくと色素沈着を起こしてしまう恐れがあるからです。
聞いたことがあるかもしれませんが「毛」というのは、メラニン色素を多く含んでいます。そのため黒いわけですが、埋没毛になってしまいそのまま放置しておくと、毛の色素が皮膚の中に残り、色素沈着してしまうことが考えられるんですね。
何度も何度も自己処理を繰り返し、埋没毛ができてしまっているにも関わらず、放置を繰り返し、気づいた時には「あれ、なんだか私の肌黒ずんでない?」ということになりかねません。
ですから、放置して自然に出てくるのを待つことが、必ずしもベストだとは言い切れないんですね。
埋没毛の処理方法はどうするべき?
では、すでにできてしまっている埋没毛を処理するにはどうすればいいでしょうか?
ここまでお伝えしてきた通り、埋没毛ができてしまった時にはほじくり返して無理やり処理することは、かえって皮膚を傷つけることにつながってしまいます。また、放置しておくことで、毛の成長期が終え、肌のターンオーバーにより、そのうち自然に抜ける…ということもありますが、こちらも先ほどお伝えした通り、色素沈着などを起こしてしまうリスクが考えられます。
では、埋没毛ができてしまった時、一体どうすればいいのでしょうか?
最も安全に埋没毛を処理したいのであれば、皮膚科に通うことをおすすめします。
埋没毛は皮膚科で処理!料金の目安は?
当然ですが、皮膚のスペシャリストである皮膚科医はお肌の状態を判断し、的確な処置を行ってくれます。…ではあるのですが、基本的に皮膚科で埋没毛の処理をするといっても、皮膚を柔らかくする軟膏を処方されることがほとんどです。(もちろん毛嚢炎などの炎症を起こしている場合はこの限りではありません)
ですから、短期間で埋没毛の処理をしていくというよりは、皮膚の状態を整え、少しずつ埋没毛をなくしていくという感じになります。ただし、このような処置や処方箋というのは、保険の適用内ですので、料金は数千円で済むことがほとんどです。
「皮膚科にいくのが面倒くさい!」と思う人もいるかもしれませんが、しっかりとした処置を受け、適切なお薬を使用することによって、キレイな肌へ改善されていくはずです。面倒だからと言って、自分でどうにかしようとすると、かえってお肌を傷つけ炎症を起こし、気がついたら取り返しのつかないことにもなりかねません。
皮膚科での処置も数千円で済みますので、埋没毛を改善したい人は、より安全な皮膚科で処置を受けることをおすすめします。
埋没毛の改善方法は脱毛することです
埋没毛の悩みから解放されたいのであれば、自己処理を止め、脱毛を受けることをオススメします。長い目で見て考えても、その方が賢い選択と言えるはずです。
カミソリや毛抜きでの処理は自分が思っているよりも、お肌に与えるダメージがとっても大きいんですね。ですから、自己処理を止めることが埋没毛を改善するための一番の予防策ともいえます。
「じゃあ、ムダ毛の処理はどうするの?」ということですが、埋没毛を防ぎ、キレイなお肌を手に入れたいのであれば、脱毛サロンや医療クリニックで脱毛することをおすすめします。
結局、皮膚科に通い埋没毛が改善されたとしても、自己処理を繰り返しているうちはいずれ埋没毛が再発することは十分にあり得ることです。これ以上、埋没毛に悩まされないためにも、ぜひ脱毛することを考えてみて下さいね。
1度出来てしまった埋没毛は、医療レーザー脱毛であれば皮膚の負担を最小限に取りのぞくことが出来ます。
医療レーザー脱毛は毛の黒いメラニン色素に反応して脱毛を行いますので、埋没毛になってしまったムダ毛にもしっかり反応し、脱毛することができます。引用元:リゼクリニック公式サイト 皮膚に毛が埋まる!?埋没毛のリスクと解決策
こちらは、リゼクリニックの公式サイト内で記載されているものですが、「埋没毛もしっかりと改善することができます」となっています。ですから、埋没毛で悩み続けるよりも、思い切って脱毛を受けたほうがいいですね。実際に多くの人が、埋没毛の悩みから改善されていますよ。
ちなみに、すでに埋没毛ができてしまっている状態であれば、脱毛サロンと医療クリニック、どちらが良いのでしょうか?
結論から先にいうと、どちらでも施術をしていくことで埋没毛を改善していくことができます。ただし、脱毛サロンですとサロンによっては埋没毛がある場合、「埋没毛を改善してから施術を受けるようにして下さい」と言われてしまいます。
これは、なぜかというと、埋没毛になってしまっている場合は、脱毛サロンで扱っているフラッシュ脱毛だと効果が出ない(出づらい)ためです。どうしても脱毛サロンで取り扱っているフラッシュ脱毛は、医療レーザー脱毛に比べパワーが弱くなってしまうので、ある程度埋没毛を先に改善してから施術を受けて下さい…とお断りされてしまうケースもあるというわけですね。
もちろん、埋没毛がある程度改善されてから施術を受けていけば、埋没毛も改善はされてきますが、そうは言っても時間がものすごくかかってしまいます。
ですから、すでに埋没毛ができてしまっている場合は、医療レーザー脱毛を選択することをおすすめします。
医療レーザー脱毛は、当然医療機関でしか扱えないものですし、医療機関で受けられますから万が一肌トラブルが起こってしまった時にもすぐに処置をして頂けますので、その点も安心です。
そして、肝心の脱毛効果も当然医療レーザー脱毛の方が高いので、埋没毛から開放されるのも医療レーザー脱毛の方が早いと言えるでしょう。このように、脱毛サロンでも時間をかけて改善していくこともできますが、なるべく短期間で改善していきたいのであれば医療レーザー脱毛を選択してみるといいですね。
ちなみに、医療レーザー脱毛ができるクリニックもたくさんありますが、当サイトで様々なクリニックを調査している結果、東京、横浜、大阪、福岡、札幌、名古屋、仙台なら「レジーナクリニック」がおすすめです。
レジーナクリニックの料金目安
サロン名 | レジーナクリニック |
---|---|
全身脱毛 | 5回:207,900円(税込)(顔・VIO除く)
5回:369,000円(顔・VIO含む) |
顔脱毛 | 5回:96,000円 |
VIO脱毛 | 5回:84,000円 |
ワキ脱毛 | 5回:12,000円 |
対応エリア | 東京、横浜、大阪、福岡、札幌、名古屋、仙台 |
口コミ |
ここでは、主に料金を記載しましたが、料金以外の使用している脱毛機やサービス内容、接客対応などの評判なども含めると上記クリニックがおすすめです。
クリニックで埋没毛を改善していきたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
埋没毛を予防することも大切
ここまで、埋没毛ができてしまったら皮膚科で治療することや、そもそも改善したいなら脱毛を受けましょう…ということをお伝えしてきました。
ですが、普段のホームケアでもちょっとしたことに気を使っていけば、埋没毛になりにくいように予防していくことはできます。ここでは、自宅で簡単にできる埋没毛の予防策をご紹介していきますね。
①保湿を徹底し角質を柔らかくする
自宅できる埋没毛の予防策でもっともおすすめな方法は、保湿クリームなどを使用し、保湿を心がけ自然に埋没毛を改善していく方法です。
保湿を心がけることによって正常な肌のターンオーバーへつながっていきます。特に、入浴後の毛穴が開いている状態に保湿クリームなどを使用すると、柔らかいお肌を保つことができます。
また、クリームは基本的に手で塗る人が多いと思いますが、クリームを塗る際の摩擦によって埋没毛が出てくることだってあるんですよ。もちろん、必要以上に摩擦を与えることはかえってお肌を傷つけてしまいますが、優しくクリームを伸ばしていことで自然に改善されることもありますので、毎日の保湿をより心がけて行っていきましょう。
ちなみに、埋没毛を改善することを目的に作られているクリームなども販売されています。そのようなクリームを使用すると、より埋没毛を効果的に改善できるはずですよ。
②古い角質を取り除くスクラブもおすすめ
埋没毛のように皮膚の中に埋まってしまっている毛を改善するのには、スクラブを使用し、古い角質を取り除いていくことも有効な手段です。
お肌のターンオーバーが正常な場合は、古い角質は取り除かれていきますが、不規則な生活やストレス等によってターンオーバーが乱れてしまっている人も結構いるんですね。そのため、古い角質が残ってしまっていて埋没毛になってしまっているケースも考えられます。
ですから、スクラブを使用し、古い角質を取り除くことによって埋没毛の改善を促していきましょう。ただし、スクラブもやり過ぎはかえって皮膚によくありません。週に1〜2回のペースで使用するようにしていきましょう。
ピーリングで毛穴の汚れと一緒に埋没毛も改善
「ピーリングとスクラブって一緒じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、スクラブは古い角質を取り除くものに対して、ピーリングは毛穴の汚れを取り除くものになります。ですから、厳密には違うんですね。
はじめにもお伝えした通り、埋没毛の原因は毛穴が汚れで詰まってしまうことによっても起きるんですね。ですから毛穴の汚れを取り除くピーリングも埋没毛を予防するには向いている方法の一つです。
ただし、ピーリングで使用されている成分は皮膚を溶かしてしまうほどの強い成分が含まれていることもありますので、敏感肌の人などは使用には十分に注意して下さい。
このように、自宅でできるホームケアを行っていくことでも埋没毛を予防し、改善していくことは少なからずできます。ですが、結局のところ、自己処理を続けているうちは、またいつ埋没毛ができてきてしまうかわかりません。
遅かれ早かれ脱毛を受けてことが、埋没毛の悩みから解消されるもっとも賢い選択とも言えそうですね。
まとめ
それでは、最後に今回のまとめをしていきましょう。
- 埋没毛ができてしまう主な原因は?
- カミソリや毛抜きによる自己処理や毛穴の汚れや詰まりなどが主な原因です。
- 埋没毛を治すには?
- 放置してほったらかし、肌のターンオーバーで自然に出てくるのを待つのも一つの方法。
- 但し、毛のメラニン色素が残ってしまい、色素沈着してしまう恐れもある。
- 最善の方法はどれ?
- 一番良い方法は皮膚科に診てもらうこと。
- 保険適用内で処置を受けれる場合がほとんど。料金も数千円で済む場合が多い。
- 普段のホームケアを見直すことも大事。おすすめは埋没毛専用のクリームやスクラブ、ピーリングなど。
- 自己処理をしているうちは再発することも…。
- 自己処理を続けている限り、埋没毛が再発する可能性があります。
- 埋没毛から解消されたいのであれば、長い目で見ても脱毛サロンや医療レーザー脱毛を受けるべき。